うちはとにかく本が多かったんです。学生時代からの本も含めると小説や実用書、文庫本も含めて1000冊ぐらいはあったでしょう。それを引越しのたびによくも運んできたものだと感心します。引っ越し屋さん泣かせだったと今更ながら思います。
書棚は本で溢れていて新しい本は「積ん読」で無駄な生活
書店で見つけたときに買っておかないと後日興味を持ったとしてしてもその本がなんとい名前だったかすら忘れてしまいます。ですから出来るだけ書店で見つけた興味がある本は買うようにしていました。そうするとどうなるか、、そう、「積ん読」になっちゃうんですね(笑)古い本は書棚に満載。おまけに新しく買った本は机の上に「積ん読」。もうどこに何があるのかわからなくなってしまいます。これはいけない!ということで全てデジタル化を決意しました。
本の断捨離
本は書棚に置いておくとなんとなく読んだ気になりますが、実際に読まないとなんの意味もないですし邪魔です。
本の断捨離はいくつか方法があります。
1.素直に捨てる
明らかに読まないと思う本などは資源ごみの日に捨てましょう。少量ならば燃えるゴミの日でも良いかもしれません。とにかく少しでも量を減さないと整理もできません。
2.ブックオフなどの古本屋さんに売る
明らかに読まない本で割と綺麗な本はブックオフなどの古本屋さんに売りましょう。ブックオフまで行くのが面倒くさい時には送ってしまうのも手です。ただし売っても高額になるわけではありません。せいぜい1冊10円とか50円とかですので過度の期待はできませんが、家をすっきりさせるためのコストだと思って売却価格は気にしないようにしましょう。
3.スキャンして電子化する
本をスキャンしてPDF化(電子化、デジタル化)することをいつの頃か「自炊」と呼ぶようになりました。
捨てるのに躊躇する場合はスキャン代行サービスに送ってPDF(電子化、デジタル化)してタブレット端末に格納してしまうのがオススメです。私はこれでほとんどの書籍を2年がかりでPDF化しました。
と言っても、自分で行うのは本の裁断からスキャンまで途方もない時間がかかるので現実的ではありません。やはり専門の代行サービスに依頼して裁断からスキャナーまで依頼するのが良いです。
BOOKSCANを利用する
自炊代行サービス(スキャン代行サービス)は検索すると数社ありますが、私は最大手の「BOOKSCAN」を利用しています。
もう4年ほど利用していますが作業が丁寧で非常に良いです。元のPDFファイルはファイルサイズも大きいのですが、自分の持っているタブレットに合わせた解像度に圧縮処理をサイト上でできますので便利です。
料金は1冊350ページ以内で100円が基本料金で、ファイル名を書籍名に変換してもらったり、OCR処理をしてもらったりすると追加料金が発生します。
大量に蔵書がある場合は一旦プレミアム会員(月額9980円+税)になると全てのオプションが付加されて月に50冊までスキャンしてくれます。
大量の蔵書を電子化した後はプレミアムライト会員(月額2980円+税)に変更すると月に10冊まで電子化できます。
初めの2年ほどはプレミアム会員になって家の蔵書を毎月ダンボールに50冊分詰めて送付していましたが、蔵書がだいぶ整理できた段階でプレミアムライトに変更して、新しく読む本をネット通販から直送して電子化してもらっています。プレミアム会員・プレミアムライト会員になると最優先でスキャン処理されますので、送付から大体1週間もあれば電子化されてタブレットで読むことができます。
最新の本も書店で見かけた時はスマホでアマゾンの「欲しいものリスト」に登録しておいて、読みたくなったらネット通販でオンラインで発注して直接BOOKSCANに送ってPDF化してダウンロードしてタブレットで読んでいます。
注意点
一つだけ注意することといえば作家によってはこの電子化に反対している方もいらっしゃいますのでその方の書籍は著作権上電子化できません。今までほとんどの蔵書は問題なかったのですが、東野 圭吾氏や桐野夏生氏の蔵書は昔返送されてきました。(現在も同様に無理かどうかは再度問い合わせる必要があります)
埋もれていた本をフル活用
1000冊を超える蔵書で部屋が埋まっていたのがすっきりなくなり、全てPCのハードディスクの中に収まってしまいました。おまけに全てのファイルが蔵書名になっていますので書籍を探すのも楽ですし、OCR化されていますのでワード検索で全ての蔵書の中身まで一括検索できるので、埋もれていた本が活用できます。
毎月送るのは大変ですが、本棚がすっきりなくなるのは気持ちがいいですし、あれはどの本に書いてあったかなぁ、、というときも検索でパソコンが探してくれるので楽々です。
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