断捨離 / 少し前に流行った「断捨離」をしてみてわかったこと

断捨離

物を捨てていくと意外なお宝(ガラクタ?)が後から後から出てくる。思い出の品やいつか使うだろうと思って収納してしまって忘れていたものとか。

毎週のようにゴミの収集場に不用品を捨てたり、粗大ゴミに出したり、リサイクルショップに来てもらったりしたけれど、かなり捨てた後でも意外に生活に困らない。むしろ部屋が片付いていくことで気持ちもスッキリとした気がする。

知らない間にどんどん物が増えていった。

現在住んでいるところに落ち着いて早くも10数年。2DKに一人住まい。とりわけ何かを集める趣味もなく散らかるわけでもない。非常に物持ちが良いので2年ほど前までまだブラウン管のテレビを使っていたり家電製品も壊れるまで使ってほとんど買い換えない。ところが、、一人で暮らしている割にはなぜか物が多い。

昔よく行ったキャンプ道具とか釣竿とか、、今は使わないけれど。生活しているリビングダイニングはそれなりにスッキリしているように見えて洋服棚もいっぱいだ。つまり捨てられないので溜まっていってしまうらしい。

書斎のつもりの6畳間も本や普通使わなくなったものを収納する「収納部屋」のようになってしまった。

引っ越してから一度も開けたことのないダンボールが数箱あったり、それもきっちり押入れに収納されている。

そう、収納はすごくきっちりされているのだ。

ただ、取り出すことができないしどこに何があるのかだんだんわからなくなってきた。

ミニマリストという誘惑

昨年「ミニマリスト」という言葉が少し流行ったが、確かに本当に必要なものは限られているし、毎日使うものはそんなに多くない。いつか使うかもしれないから収納しておくのだが、よく考えると一年に一回使うか使わないものだらけ。

そう、もったいないから捨てないのが積もり積もっていくと、物を収納するために場所を確保することに追われることになる気がしてきた。

極端なミニマリストは目指さない

とにかくなにもかも全て捨てるつもりはない。ただ必要なものが必要な時にそこにあればいいわけで、それもわかりやすく整理されていればなお良い。その人に本当に「必要な物」があるはずで、それがわかっていないから「とりあえず取っておこう」と収納されてしまって出番がなくなってしまうような気がする。

捨てることは「勿体無い」気がしていたが、捨てずに取っておいて使わないことこそまさに「勿体無い」のであって、使わないものをしまっておくスペースも「勿体無い」ような気がしてきた。

ということで、まずは徹底的に今は必要ない使っていない物捨てることにした。

片付けは「収納」ではなくて「選別」

とにかく綺麗に片付いていたような気がしていたが、実はゴミを溜め込んでいたわけで、捨ててみると気持ち良く過ごせる。まさに片付けは「収納」ではなくて「選別」作業をして、定期的に見直すことが重要だ。

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