先日大根とキャベツなどを収穫して掘り返しましたが、今日は一気に葉物野菜の種を巻きます。本来なら「寒起こし」の時期なのですが、冬場に収穫できないとちょっと寂しい、、もっとも、アドバイザーの方からは「厳寒期で気温も5度を下回っているので発芽するかどうかが問題なので発芽すればラッキーと思ってください」とは言われていますが、去年も丁度今時期にほうれん草等の種まきをしてしっかり育ちましたのでダメ元で植えてみます。
2017年1月21日晴れ
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今日の畑
二日前にキャベツと大根を収穫して、育っていない作物も綺麗さっぱり整理して掘り返しました。今日は1畝の半分と2畝を畝立てして、マルチシートを張って種まきをしてビニールトンネルで防寒をします。
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1畝の茎ブロッコリ、キャベツ、ロメインレタス
茎ブロッコリ
ぼちぼち大きくなっていますが、もう少し収穫できるまでしばらく待ちです。
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2畝の状態
2畝は掘り返したままの状態です。今日はここも畝立てして野菜畑に生まれ変わります。左一列には1ヶ月前に種を撒いたホウレンソウです。やはり直播だとちょっと生育が悪いです。
3畝のミニ白菜とイチゴ
ミニ白菜
なんか周りが枯れてきている、、と思ったらどうやらこれで正常らしいです。というのも、周りの葉っぱが枯れるのは冬場の厳寒期に霜が降りてやられてしまうらしく、周りから徐々に枯れていくのです。真ん中は保護されています
ですので、まだ収穫しない場合は麻糸で軽く周りの葉っぱが剥けていかないように固定してやると良いということで、、
こんな感じに周りの葉っぱがどんどん枯れて開いていかないように止めます。こうすることで中身は保護されます。
いちご
うーん、変わらない、と思ったらどうもこれも順調らしいです。今は寒さに耐えて苗も冬眠状態ということです。
周りの葉っぱが赤くなっていたのは、要するに「紅葉」していたということで、苗の真ん中の「クラウン」の部分が重要で、ここをしっかりと育てることで春になって一気に成長するようです。
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今日の作業
・1畝の左半分を畝立てしてマルチシートを張って種まきをしてビニールトンネルを作る。
・2畝に石灰を少量入れて畝立てしてマルチシートを張って種まきとビニールトンネル作り。
・水やり
冬の作付け計画
1畝にはほうれん草とチジミ菜を植えました
左一列は2畝にほうれん草の種をまいて芽が出ていたものを移植しました。ほうれん草の苗は地中深くに根をはるので、30cm程掘り起こして慎重に移植します。移植がうまくいきますように。
2畝にはほうれん草、チジミ菜、リーフレタスを植えます
ホウレンソウは酸性土を嫌うので、この畝にはカップ一杯程度の石灰を混ぜる。本来ならば混ぜてから土に馴染むまで1週間ほど置いてから種まきをすべきなのだけれど、来週はまたいないので一気に種まきをしてしまう。
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今回種まきをした品種
ほうれん草、ちじみ菜、リーフレタスも色々な品種があります。できるだけ寒さに強い品種を選んでみました。
ホウレンソウ:トライ
低温伸長性に優れていて低温期の栽培に適する冬どり品種。本葉3枚前後までに随時間引いて株を成長させる。
チジミナ:みそめ
コマツナとタアサイの特性を併せ持つチリメン状の濃緑丸葉。耐暑・耐寒性があり年中作りやすい。おひたし・煮物・炒め物・漬物と用途が多様。
春〜秋は防虫ネットで害虫予防を、冬場は不織布やビニールトンネルで生育促進を図る。草丈が20m程度になったら収穫。
リーフレタス:レッドファイヤー
草勢旺盛で作りやすい早生の多収種。赤色と緑色の着色が良い。肉質は柔らかく、食味に優れる。レタスの発芽適温は15〜20℃。25℃以上の高温んなると発芽が極端に低下する。
豆知識
今回は不織布は使わずにビニールトンネルにしました。アドバイザーの方に聞いてみると、厳寒期に不織布を使うとそれ自体が凍ってしまって逆効果になる可能性もあるということで、今回はビニールトンネルで防寒です。
種を深く撒いてなかなか芽が出なかったので、今回は若干浅めに撒いてパラパラと種まきをしました。が、水を撒くと一部種が露出してしまいました。そのままだと芽が出ても夜の寒さで枯れてしまいます。種を撒いてパラパラと土をかぶせたら、水を撒く前にギュギュと少し強めに上から押さえてタネが表層に露出しないようにします。
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