【裏・日々雑感】新型コロナ 5月8日から「5類」に緩和? 緩和は妥当だけど判断が遅い でも医療費問題は解決してね→当面治療薬は公費負担

医療者

メインブログでは語らない(語れない?)日々ちょっと気になったことを綴る「裏」日記。

本日気になったことは新型コロナ5類へ緩和問題。

1月26日の速報ではGW終了後の5月8日に緩和予定。。

GWには出歩いて欲しくないのか、観光業の為に出歩かせたくないのか全く意味が分からない。。

こんなことを言って責任逃れをしているから誰も信用しないんだなぁ、、って感じます。

さてさて、報道で新型コロナの感染症法の扱いを結核相当の「2類」からインフルエンザ相当の「5類」に緩和する検討に入ったと報じられています。

感想はというと、、遅い!って感じです。

国境の開け閉めも遅すぎるし感染症への対応も後手に回ってまだこんな議論をしているのか、、と呆れています。

まぁようやくインフル相当になるということで町医者でも診察することができるようになって患者が一部の病院に集中しなくなれば喜ばしいですが、ちょっと耳に挟んだ懸念点が引っかかるので個人的にはそこを気にしながら今後の推移を見ていこうと思っています。


新型コロナ 4月からインフルエンザ相当の「5類」へ緩和

ようやくこういう話をし始めていると遅すぎる。。。

おそらくこれで国民がワーワー言わなければ実行するんでしょうね。

しかも実施は4月から??

やるんだったら即日してください!って感じです。

まさに国民の顔色を伺いながら判断しているとしか思えない。

国民は専門家ではないのでその声を聞いても仕方がないのです。

国民ではなく科学的論拠で判断して欲しいです。

本当にインフルエンザと同等?死亡者数のデータから見てみた

最近報道では1日の死亡者数過去最高!を連呼していますが、500名前後ってそれってどのぐらいの規模感なのかいまいちわかりません。

やっぱり比較対象がないと。。。

ということでネットで検索するとやっぱりありました(笑)

例えば昨年8月に奈良県立医科大学の研究チームが「新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの年齢別年間死亡者数について」というプレスリリースを発表しています。

これをみるとざっくり以下のことがわかります。

「季節性インフルエンザ感染症と新型コロナウイルス感染症の人口1000万人あたりの年間死亡者数の比較」
0歳〜9歳 新型コロナの方が圧倒的に少ない
10歳〜29歳 ほぼ同等で差が不確実
30歳〜69歳 20〜439人多い
70歳以上 1951人から9661人多い

ざっくり若い人は季節性インフルエンザと同等以下。

70歳を境に新型コロナで亡くなる人が多くなるわけですが、そもそもなんらかの持病を持っている人も多いですし、高齢者施設の集団感染ってのも多いですからまぁそうなんでしょうね。

これだけみても通常のウイルス性の疾患だと考えても良いのかもしれません。

まぁあくまで一例ですが。

新型コロナ5類相当へ緩和の懸念点〜実は薬代が高かった!〜

先日主治医のところに行ってちょっとコロナの話になりました。

専門家なのでせっかくなのでちょっと気になることを聞いてみました。

新型コロナ用の薬の「ゾコーバ」って効果あるの?

→ウイルス増殖を明らかに抑えるので効果あり。

そうか、効くんだ〜ただし!現在薬価がべらぼうに高い!

通常のインフルエンザの一回の治療に薬代が保険3割で大体3000円ぐらい?

新型コロナの薬はまだ保険適用になっていなくて政府が肩代わりしているけど実際には7万円〜8万円!かかっているだそうで桁が全然違うのです。

仮にこのまま保険適用になった場合、3割負担で24000円。。。

高すぎる。。症状が軽めの人でもこの値段だったらさてどうするんだろうね。

主治医の懸念はこの値段だと処方を拒否して解熱剤だけ希望する人が続出するんじゃないかと。。。

特に若い人はまぁ死ぬこともないので病院に来てくれなくなるってことが心配っておっしゃっていました。

確かに私も解熱剤で我慢するかも(笑)

丁度先ほど5類見直し後の公費負担について医師会からコメントが発表されていました。

確かに公費負担しないとこのままの薬価では処方薬を拒否して解熱剤だけで、、って人も多いんじゃないかなぁと思います。

医師会からのコメントはおそらく同じ懸念を持っているんじゃないかと思います。

追記:「「5類移行後」のコロナ医療費、外来は原則自己負担…治療薬は9月末まで公費継続」になりそう?妥当じゃないかな?

5類相当にして町医者でも診療できるようにして治療薬は高額なので当面公費負担。

まぁ妥当じゃないかと個人的には感じます。

高齢者施設への支援は当面継続ってのもまぁそうでしょうって感じです。

現在の問題点は法律で指定された大病院でしか診療が出来ず、結局医者にも行けず家で寝込むしか手がないってことです。

それが分類を変えるだけで町医者でも診療可能に!(まぁ診るかどうかは先生次第?)少なくとも解熱剤とか対処療法の薬はもらえるので楽になる(笑)

仮にコロナだったとしても1治療当たり10万円と言われている高額な薬は当面無料。

診療費は保険診療ってのは当然です。

高齢者は一番の弱者なのでそこを重点的に保護するのは当然のこと。

まぁ一年前にこれをやってくれていればよかったんですけどね、、、そこまでは勇気がなかったか?

まぁ普通に日常に戻りそうですね。

まとめ〜色々あるけど柔軟に対応を希望します〜

まぁ諸説ありますが、個人的には、、、

そもそも2類にしているから診察できる病院が限られてしまって特定の病院が大変なことになってしまっています。

仮に今、体の調子が悪くなってもわざわざ遠くに大病院に行くしかなく、それなら自宅で我慢するしかない状況です。

5類に緩和すれば町医者対応が可能になるので、せめて診断を下して解熱剤なりの対処療法が可能になるので随分良くなるんじゃないかと思います。

問題は新型コロナ治療の薬代。

全額とは公費負担とは言わないけれどせめて現在のインフルエンザの処方薬程度の負担に抑えてもらいたいなぁと感じます。

制度を以前と同じに戻します!ってんじゃなくて、例えば若い人は制限なし、高齢者施設は厳重に検査、、、とかメリハリの効いた効果的な対策をもう少し迅速にやってくれないかなぁ、、と感じます。

他の諸外国はちゃんとできてるのになぜ日本はこんなに遅い?

危機管理は昔から日本人は苦手ですね(笑)

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