【料理素人おっさんの快適自炊ライフ】自宅で台湾の火鍋を楽しもう!簡単レシピと国内で手に入るスパイス活用法

火鍋

メインのブログで書いたもののコピペですが、、(笑)

ここ一年程台湾に行けてないので家で火鍋を作って台湾気分を味わっております。

台湾の食堂に入ったときのあの匂い。。

意外なことにスパイスを適当にまぜまぜすると出来ちゃうのです。

具材はその時に手に入るお鍋の具と、欠かせないのは「きくらげ」!

あの食感がたまりません(笑)

きっと今年も何回か作ることになるでしょう。


「火鍋」は辛い鍋ではない!台湾の「火鍋」と日本の「お鍋」の違いとは?

先日台湾の友人から教えてもらったのですが、日本人のイメージする「火鍋」というと真っ赤な辛いスープと辛くないスープが半々に入った鍋物をイメージしますよね。

特に「火」という感じから「辛い」というイメージでとらえる人も多いかもしれませんがそれは違うらしいのです。

「火鍋」とは単純に日本の「お鍋」の意味で辛いという意味は含まれていないということです。

つまり台湾の火鍋は日本のお鍋料理ということになります。

しかし全く同じかというと作り方が微妙に違うのです。

日本のお鍋は基本出汁の中に野菜や肉を入れてぐつぐつ煮ますよね。

台湾ではまず肉や海鮮などの炒めると出汁が出る食材を鍋を使って「炒め」ます。

そこに出汁を入れて食材を入れていきます。

これが正式な台湾の「火鍋」ということで、炒めない鍋は火鍋ではない!とその台湾の友人は力説していました(笑)

「チゲ」という言葉が「鍋」を表していて「チゲ鍋」と言ってしまうと「鍋鍋」と言っているのと同じこと。。

そんなわけで「火鍋」は特に辛くなくても良いのですが、日本風にアレンジした(笑)台湾風火鍋を作ってみることにしました。

日本のスーパーでも中華スパイスは簡単に手に入る

日本と台湾では味付けが全く違うので、それ相応のスパイスがいるのかと思っていましたが、実は普通のスーパーにもちゃんと基本的なものは売られていてそれで充分だったりします。

ということで、、自宅で中華スパイスを買ってきて作ってみました!

火鍋のレシピはネットで検索こちらを参考にさせていただきました。

中華スパイス

中華スパイス

S&Bが基本の中華スパイスをちゃんと販売しています。恐らくどこのスーパーにもあるはずです。

きざみしょうがと刻みニンニクは自分で刻んでも良いのですが、面倒だったので(笑)桃屋の瓶詰めを買ってきました。

この桃屋の瓶詰めの刻みニンニクが超便利(笑)

野菜炒めを作るときも小さじ山盛り一杯とオリーブオイル、鶏がらスープの元小さじ少な目に一杯と少量の水で美味しい野菜炒めが出来ちゃいます。

で、最近お気に入りの「花椒(ホアジャオ)」はパウダーを買ってきて麻婆豆腐に入れたりしているのですが、体の中からじわーっと暖かくなる香辛料です。

今回はホールも使います。

香りは独特ですが、黒胡椒粒のような感じのものです。

火鍋の材料

いつも自分で作るときも備忘録としてここのページを見ながら作っています(笑)

【香味】(火鍋の肝になるスープの元です)

ごま油 大さじ2
花椒(粒) 大さじ4(S&Bの花椒1パック5gぐらいなので2袋ぐらいは必要)
長ねぎ 1本(みじん切り)
刻みにんにく 小スプーン3
刻みしょうが 小スプーン1
豆板醤 小スプーン3~4杯

【スープ】(香味を薄めるスープです)

オイスターソース 大さじ1
鶏ガラスープの素 大さじ2
日本酒 大さじ2
八角 2個
鷹の爪 2本
肉桂(シナモンスティック) 1本
くこの実 20粒(お好みで)
五香粉 小さじ1

【具材】

白菜1/8切 (青梗菜、小松菜、豆苗なども良い)
大根 8cm程をイチョウ切
えのき 1パック
鶏肉(手羽元を使用)(もも肉でもOK)(肩肉orもも肉)
豚肉(しゃぶしゃぶ用肩ロース)
豆腐(絹ごし)
きくらげ 7-8枚
いか天、餃子

さて、火鍋を作るぞ!

とりあえず材料は自宅にあった豆板醤と鶏がらスープの素、オイスターソースも含めて揃ったので早速作ってみましょう。

1. スープの元の香味を作る

「香味」の材料を炒めて香りを出します。

ニンニクとショウガはみじん切り。

面倒だったので桃屋の瓶詰を使いました(笑)

それと長ネギは白いところをみじん切りにして用意しておきます。

ホアジャオは参考HPには大さじ4と書かれていましたが、スーパーで買うものはさほど多くないので、一袋(約5g)を使用しました。

でもちょっと足りない気がするのでやはり2袋はいります。

長ネギと刻みニンニク、刻みしょうが、豆板醤、花椒

長ネギと刻みニンニク、刻みしょうが、豆板醤、花椒

フライパンにごま油を入れて、花椒と長ねぎ(みじん切り)を炒めます。

材料炒める

材料炒める

香りがたってきたら、刻みにんにく、しょうが、豆板醤を入れてしばらく混ぜ混ぜ。。

しばらく炒める

しばらく炒める

焦がさないように注意しましょう。

2. 美味しいスープを作る

鶏がらスープの素、オイスターソース、日本酒、八角、鷹の爪、肉桂、くこの実、五香粉を用意。

オイスターソースと鶏がらスープの素

オイスターソースと鶏がらスープの素

香辛料を用意

香辛料を用意

五香粉というのは、八角、ホアジャオなどをパウダー状にしたものなので、まぁ特に必要ないかも知れませんが、味の調整をするのにバサバサいれると香りがさらに引き立ちます。

1で炒めた香味を、沸騰させた800mℓ〜1ℓのお湯に入れます。

更に他のスープの香辛料も全部投入!

全部を鍋の中に投入!

全部を鍋の中に投入!

ネギは白い部分だけ使ったので、出汁用に入れてちょっと煮た後取り出しました。

ひと煮立ちすればこれでスープが完成です。

あ、台湾のご飯屋さんのにおいがしてきた!(笑)

スープを味見してみると、、あ、台湾のお鍋の味がする(笑)

ちょっと甘めなのはシナモンのせいかな?

でも体が暖かくなる感じがする健康に良さそうなスープに仕上がりました。

意外と簡単(笑)

3.具材を投入

うちでは最近「手羽元」がブームなんです(笑)

手羽元

手羽元

なんたって安い!しかもお鍋に入れると骨から出汁が出てそりゃもう美味しいわけです。

出来上がったスープにまず初めに手羽元を投入!

暫く煮ていると食べるときに肉が骨からホロホロと取れるのでじっくり煮ておくのがお勧めです。

大根

大根

次に自分で作った大根を投入!

台湾の鍋で大根は入っているのは見たことが無いですが、意外とこれがスープを吸って美味しいんです。

冬瓜とかでも良いかもしれません。

今年も大根を畑で栽培中ですが、昨年の収穫の時の記事はこれです。

今年も美味しい大根収穫できるかなぁ~

現在順調に成長中です。

火鍋に大根って合うのだろうか、、と思ったら、、、これがとっても合うんです!

大根に火鍋のスープがしみてそりゃめちゃくちゃ美味しくなりました(笑)これはお勧めです。

次に白菜を入れてくたくたになるまでしばらく煮ます。

後はお好みの食材をどさっと入れて(笑)火が通れば出来上がり!

火鍋完成!

火鍋完成!

辛そうですが意外とそうでもない。

薬膳っぽい感じで初めてにしては上出来です。

台湾慣れしている人にお勧め「牛頭牌 沙茶醤 (サーチャジャン )」

火鍋スープだけでも十分に美味しいのですが、うちにはさらに台湾で買ってきた必殺のタレがあります。

それは、、これ!

牛頭牌 沙茶醤 (サーチャジャン )

牛頭牌 沙茶醤 (サーチャジャン )

台湾の火鍋屋さんに行った時つけタレが美味しくて、台湾の友人にこれってどっかで売ってないの?と聞いたら、普通のスーパーにあるよって、、、

で、教えてもらったのがこれです。

昨年台北のカルフールで買い込んできましたが、ネットでも輸入食材として売っているようです。

それとどうやら業務スーパーにもあるらしい、、輸入食材屋さんにあると思うので探してみてはいかがでしょうか。

秋葉原にも輸入食材屋さん「燃えよ!アジア食品」がオープンしていてそこにも売っていました。

なんかインパクト十分な名前のお店ですが、結構品揃えが豊富でした。

ベルサール秋葉原の目の前ですからね。。意外と立地は良いです。

この牛頭牌 沙茶醤 (サーチャジャン )は台湾では当たり前に売っている調味料で、カレイを細かくフレークにして干しエビ、ニンニク、エシャロット、大豆油を加えた独特のちょっと魚くさい(笑)タレです。

このままだと結構強烈な味なのですが、これと「桃屋の刻みニンニク」、「桃屋の刻みしょうが」、「刻みネギ」をお好みで混ぜて、ついでに「卵黄」を一つ落としてかき混ぜるととっても美味しいタレの完成す。

お好みで火鍋のスープを足して薄めながら具材を食べると、、、台湾の火鍋屋さんにいる感じがしてとても懐かしい感じがしました。

まとめ

適当に作ってもそれなりの味になります。

肝は香味でしっかりねぎを炒めること。

今回は入れませんでしたが豚ひき肉も一緒に炒めても美味しいでしょう(台湾の友達はそういっていました)

花椒はたっぷり入れると体が心から温まります(笑)

花椒の辛さは唐辛子と違って口が火事にならない辛さです。

寒い時にはかなり体が温まるのでお勧めです。

台湾ロスの人(笑)簡単に台湾の味を再現できますから、いかがでしょうか?

しばらくはまりそうです(笑)

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